再生可能エネルギー

再生可能エネルギーとは、太陽光や風力、地熱、水力、バイオマスなどのように、自然界に存在する環境や資源を利用して生み出すエネルギーのこと。石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料に比べ、温室効果ガスを排出しないため、環境にやさしいエネルギーです。また、化石燃料は埋蔵量に限りがあり、底をつくことが懸念されていますが、太陽光や風力などの自然エネルギーは繰り返し使えるため、持続可能なエネルギーと言えます。

注目される理由

スマートフォンを起動したり、エアコンをつけたりする際にも電気が必要です。また車は給油や給電をしなければ走りません。私たちの生活はさまざまなエネルギーに支えられています。これまで、その主なエネルギーは、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料でした。しかし、これらの燃料の使用は、CO₂を排出し環境汚染の原因となっている上、枯渇が懸念されるようになりました。

また日本は、エネルギー供給のうち化石燃料が8割以上を占め、そのほとんどを輸入に頼っています。CO₂の排出を抑え、独自にエネルギーを確保するためにも、従来の燃料に代わるエネルギーを生み出すことが喫緊の課題と言えるでしょう。そこで注目を集めているのが再生可能エネルギーです。例えば、太陽光発電や地熱発電といった発電システムを住宅に導入するなどして、家庭レベルでも環境保護に貢献することができます。

参考:資源エネルギー庁 なっとく!再生可能エネルギー参考:資源エネルギー庁 日本のエネルギー 2021年度版 「エネルギーの今を知る10の質問」

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